「絵本を読む」ってなぜ大事?

子供にとって絵本を読むということは、どういったいい点があるのでしょうか。

子供が絵本を読むのは悪いことだ、って人はいないと思いますが、じゃあどんないいところがあるのか。

それについてまとめたいと思います。

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子供が知る世界

まだ小さな子供は、見ることのできる世界の範囲はとても限られています。

小さな子供でもテレビやスマホを見ながら育つ子は多いと思いますが、親が見せるコンテンツを決めることになるので、かなり限定されてしまいます。 

そうなるとバラエティー番組やスマホのゲームなどが多くなるのでなないでしょうか。

でも、世界にはもっといろんなことがあるんだよと子供に教えてあげるきっかけとして、絵本は最適です。

くわえて、子供が絵本で見たこと・ものを、実際にみせてあげるというのが大切だと思います。

野菜や虫や動物や自然の風景などなど、さまざまです。

たとえば、キツネを実際に動物園で見てみたら、絵本と違ってとてもかわいかった!っていう逆の印象だったり、ゾウって絵本で見て思ってたより、もっともっと大きい!っていうような驚きの印象だったり。

絵本では学べないこともたくさんあるので、絵本をきっかけに学べることはたくさんあると思います。

子供の想像力

子供の想像力は大人とは比べものにならないですが、想像力が大きく育つのか小さくしぼんでいくのかというのは、親の影響が大きいと思います。

絵本の読み聞かせをすると、耳で聞くことで物語に集中し、絵による視覚的な効果も相まって、想像の世界に引き込まれていきます。

子供の頃に読む本は絵やイラストが多く、話の内容が想像しやすいようになっています。でも、大きくなるにつれて絵の比率が低くなり、文字が多くなってきますよね。

そうなると、ストーリーを自分で頭の中で展開する必要が出てきます。

想像力がないと、文字だけでは内容がうまく理解できなくなったり、そもそも本を読むことが楽しいと思えなくなったり、言葉の行間を読むということが苦手になったりします。

小学校に入学する前の基礎力

小学校に入ると、否応なしに勉強が始まります。教科書を渡されて、決まった時間ちゃんと椅子に座り、本を開いて勉強するわけです。

ただ、それまで本を読むという習慣付けがない子供にとっては、いきなり本を読んで勉強するということができません。そこで生まれたスタートダッシュの差が、6年間の小学校生活最後まで響いてくると言われています。

そうならないためにも、幼児期から本を読むという習慣は大切なわけです。

もちろん、文字を覚えるという基礎学力という面でもメリットがあるのは言うまでもありません。

さいごに

これまでいろいろ幼児期に絵本を読むメリットを書いてきました。幼児教育という観点からみたときに、幼児教育という選択肢もあります。でも、幼児教室に通うとなると毎年10万円以上のお金がかかります。

でも、そんな経済的に余裕がある人は少ないですし、新型コロナウイルスの流行で教室に通わせたくないという方も増えてきたのではないでしょうか。

一方、絵本は1冊の金額が決して安いものではないものもありますが、1冊買えば一回読んで終わりというわけではなく、何回も何回も読むと思います。

なので、子供への投資という意味では高くはないと思っています。

また、家で親に読んでもらったり、1人で読んだりと他人と接するものでもありません。

子供に絵本を買ってあげる家庭が増えればいいなと、私は思っています。

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